前へ
次へ

旬を味わう事こそ健康食につながる

現在では、ほぼ全ての食材は、季節を問わずいつでも食べる事ができます。
が、やはり、お野菜でも、お魚でも、最も美味しい季節と云うのがある訳で、そういう食材の事を「旬の食材」と、敢えて言ったりもしますが、食べている方は、一体どれくらい旬を考えた食生活をしているのでしょうか。
夏野菜と区別しておきながら、やはり身体を冷やす成分のあるなすびやきゅうりも、平気で冬に出たりもします。
養殖の鰤は一年中食べられるのにどうして「寒ブリ」と区別するかも良く自分には解りません。
少なくとも自分は、その季節に見合った食材を意識して食べたいと考えています。
それが自分の考える健康食のカタチです。
やはり、旬の食材は色々な意味で癖がある食材ではないでしょうか。
人によって好みも色々でしょう。
でも、やはり走りの食材に出会えた喜びや、口に運ぶまでの待ち遠しかった感じだとか、身体に満たされる食材の生命感であったりだとか、やはり自分は旬の食材を選んで食べるからこそ健康にも繋がるのだと信じていますし、イチバンの健康食であると確信しています。
夏の魚は、鱚に、鯒に、鱧・・・。
野菜は、ゴーヤにトマトにきゅうりに、そしてなすび。
先人からの教えには百にひとつの無駄なく食べたいものですね。

Page Top